5歳の子は何を習えばいい? 6つの習い事と、性格に合わせた選び方

水泳、武道、音楽、ダンス、絵、英語、それとも「思考力の算数」(ベトナムで「トアン・トゥ・ズイ」と呼ばれるもの)? 子どもが5歳になると、多くの保護者が習い事を探し始め、どれも良さそうに見えてきます。私たちは日本人で、ハノイで5歳からの子どもにそろばんを教えていて、「5歳の子は何を習えばいいですか?」とよく聞かれます。正直な答えは、どの子にとっても一番という習い事はなく、今のその子に合う習い事があるだけです。

5歳の子には、好きな習い事を1〜2つ。流行ではなく、その子の性格に合わせて選びましょう。
- この年齢では、遊びと体を動かすことが今も一番の「学び」
- 習い事ごとに育つものが違い、どれかが特別にすぐれているわけではない
- バランスの目安:体を動かすもの1つ+静かなもの1つ
- よく動く子は体を動かすものから、じっくり型の子は絵・音楽・そろばん
- 申し込む前に、必ず体験授業へ
- 疲れる・怒りっぽい・行きたがらない:減らすサイン
5歳はどんな時期?
習い事を選ぶ前に、まず子ども自身を見てみましょう。4〜5歳の多くの子には、こんな共通点があります。
- 遊びながら学ぶ:さわったこと、やってみたことをよく覚えています。
- 体を動かすのが好き:走る、跳ぶ、よじ登る、ほぼ一日中。
- ことばがぐんぐん伸びる:「なんで?」を何度も聞き、お話をするのが好き。
- 手先が器用になってくる:鉛筆を持つ、紙を切る、ボタンをとめる。
- 集中はまだ短い:ひとつのことに、ふつう10〜15分くらい。
- 友だちと遊ぶのが楽しくなる:順番を待てるけれど、まだ大人の手助けが必要。
だから、5歳に合う教室では、授業がいくつもの短いパートに分かれていて、遊びや体を動かす時間があり、成績のプレッシャーが少ないことが多いものです。ペースは子どもそれぞれで、長く座って絵をかける子も、数分で走り出したくなる子もいます。どちらも普通のことです。座っていられないことが気になるなら、子どもが勉強に集中できないときは?もご覧ください。
5歳に人気の6つの習い事:何が育つ? どんな子に合う?
4〜5歳の子に人気のある6つを紹介します。順番はランキングではありません。どの習い事にも、よいところと気をつけることがあります。
水に慣れる、安全のための力、全身の運動。ほとんどの子に合います。水がこわい子も、少しずつ慣れれば大丈夫。注意:子どもの人数が少なく、先生がすぐそばにいる教室を。
体力、体の動きの協調、ルールを守り順番を待つ力。チームスポーツでは友だちと一緒にプレーすることを学びます。元気いっぱいの子に。注意:勝ち負けより、楽しさと安全を大切にする教室を。
リズム感、よく聞く耳、器用な指(ピアノなどの楽器の場合)、人前での自信。よく歌う子、音楽に合わせて体を動かすのが好きな子に。男の子にも女の子にも。注意:楽器は家で毎日少しずつ練習が必要。ダンスでは無理なポーズをさせないこと。
想像力、器用な手、ことばにしなくても気持ちを表す力。ぬり絵や切り貼り、絵でお話をするのが好きな子に。注意:お手本どおりにかくだけでなく、自由に表現させてくれる教室を。
歌・遊び・お話を通して、新しい言語の音に親しむ。話すのが好き、まねするのが好きな子に。注意:5歳での目標は、聞くのが好きで話してみようと思えること。覚えた単語の数ではありません。
いろいろな方法があり、そろばんはそのひとつ。数の感覚、器用な指、座って学ぶ習慣。パズルや数えること、決まりに沿って進めるのが好きな子に。注意:10まで数えられ、15分くらい座っていられるようになってからがおすすめ。
水泳については、世界保健機関(WHO)によると、溺水はベトナムの子どもの主な死亡原因のひとつです。米国小児科学会(AAP)は、水泳を習うと危険を減らせる可能性はあるものの、どんな教室でも子どもを完全に安全にはできないと注意しています。子どもが水の近くにいるときは、大人がいつもそばにいる必要があります。
考えたいのは「どれが一番いいか」ではなく、「今のこの子に合うのはどれか」です。
性格に合わせて習い事を選ぶ
同じ5歳でも、一人ひとり違います。1週間、子どもの様子を見てみてください。自由な時間に、自分から何を選んで遊んでいるか? そこに、どんなランキングよりもはっきりした答えがあることが多いものです。
まずは体を動かす習い事から:水泳、武道、サッカー、ダンス。たっぷり体を動かしたあとなら、静かな習い事にも取り組みやすくなります。
絵、パズル、そろばんは、一歩ずつ進めるのが好きな子に。バランスのために軽い運動をひとつ。
よく歌ったり、机をたたいてリズムをとったりする子は、音楽やダンスの教室をとても楽しめるかもしれません。
人数が少なく、先生が一人ひとりを見てくれる教室を。最初の数回は見ているだけでも、ちゃんと学んでいます。
習い事を選ぶときに、決め手にしない方がいい3つのこと:
「男の子は武道、女の子はダンス」
性別より、好きなことと性格が大切です。ダンスに夢中になる男の子も、サッカーに夢中になる女の子もいます。まずはやらせてみましょう。
「習い事は多いほどいい」
自由に遊ぶこと、たっぷり眠ること、家族と過ごす時間も学びです。好きな習い事1つは、連れて行かれるだけの3つにまさります。
「学校の勉強に役立つものを選ぶべき」
どの習い事でも、集中する力、指示を聞く力、順番を待つ力が育ちます。それに、子どもは好きなことのほうが長く続けられるものです。
いちばん合う習い事は、子どもが「来週も行きたい」と思える習い事です。
5歳の習い事はいくつまで?
多くの5歳の子には、1〜2つがちょうどよい量です。体を動かすもの1つと静かなもの1つ、たとえば水泳と絵、武道とそろばん、ダンスと英語です。
子どもにはまだ、遊ぶ時間と眠る時間がたくさん必要です。WHOは、5〜17歳の子どもに、中程度から高い強度の身体活動を1日平均60分以上行うよう勧めています。その多くは、走り回ったり外で遊んだりする時間でかまいません。米国睡眠医学会(AASM)の推奨(AAPも支持)では、3〜5歳の子どもに必要な睡眠は、昼寝も含めて1日10〜13時間です。
だから、習い事で遊ぶ時間や眠る時間を削らないようにしましょう。新しい習い事をしたがったら、足すのではなく、今の習い事と入れかえることも考えてみてください。
詰めこみすぎのサイン:前は好きだったのに行きたがらない、習い事のせいで寝る時間が遅くなる、疲れやすく怒りっぽい、小さなことで泣く。続くようなら、ひとつ減らすか、しばらくお休みしましょう。
5歳の習い事、申し込む前に確かめたい5つのこと
良い教室でも、その子に合うとは限りません。申し込む前に、次のことを確かめましょう。
- 体験授業に行く。楽しそうか、説明がわかるか、また行きたいと思うかがわかります。
- 子どもに聞く。「楽しかった?」ではなく「どこがいちばん楽しかった?」と聞くと、具体的な答えが返ってきます。
- 先生1人で何人の子を見るか確かめる。少人数なら先生が一人ひとりを直せますし、人見知りの子もなじみやすくなります。
- 家からの距離と移動時間を考える。家の近くの教室は、渋滞の時間に遠くまで通う教室より続けやすいことが多いです。
- 長く続けられる時間帯を選ぶ。昼寝・夕食・寝る時間とぶつからず、保護者が無理なく送り迎えできる時間に。
体験授業では、子どもがまちがえたときに先生がどう声をかけるかも見てみてください。子どもを辛抱強く待てる先生かどうかは、教材や教室のきれいさより大切です。
Kodomo Soroban Center の5歳の幼児クラス
思考力の算数を考えているなら、私たちはハノイの Vinhomes Gardenia にあるセンターで、5歳からのそろばんの幼児クラスを開いています。
- 1クラス3〜5人
- 学習のパートのあいだにゲームをはさむ
- 小学生クラスよりゆっくり進む
- 体験授業は無料

そろばんがその子に合うかどうかは、1回やってみるのがいちばんです。ほかの習い事のほうが合っていれば、それもまた良い答えです。そろばんは何歳から始める?、小学1年の算数、入学前に何を準備する?、センターの時間割もご覧ください。体験授業は、お問い合わせページから、または電話・Zalo 096.802.8484 でお申し込みください。
よくある質問
5歳の子の習い事は、いくつまでがいいですか?
多くの場合、1〜2つがちょうどよい量です。体を動かすもの1つと静かなもの1つ、たとえば水泳と絵。子どもにはまだ、自由に遊ぶ時間と十分な睡眠が必要です。行きたがらない、寝るのが遅くなる、怒りっぽくなった、というときは、ひとつ減らしましょう。
5歳の男の子には、どんな習い事がいいですか?
男の子だけ、女の子だけの習い事はありません。その子の好きなことと性格で選びましょう。よく動く子なら水泳・武道・サッカーから、じっくり型の子なら絵・ピアノ・そろばんが合うかもしれません。男の子でも女の子でも同じです。体験してみて、子どもが「また行きたい」と言う習い事を見つけてください。
5歳で思考力の算数を始めても大丈夫ですか?
10まで数えられ、数字がわかり、15分くらい集中して座っていられるなら始められます。この年齢では、物や遊びを使い、授業を短いパートに分けて教える教室がおすすめです。まだ準備ができていなければ、家で数える遊びを数か月してから、もう一度試してみましょう。
5歳から英語を習わせたほうがいいですか?
歌や遊び、お話を通して楽しく学べるなら、よい選択です。5歳での目標は、聞くのが好きで、話してみようと思えること。単語をたくさん覚えたりテストを受けたりすることではありません。家で一緒に英語の絵本を読んだり歌を聞いたりするのも、よい始め方です。
体験授業はどう受けさせればいいですか?
体験授業は「テスト」ではなく「新しい遊び」と伝えましょう。授業中は、子どもが楽しそうか、指示どおりにできているか、できないときに先生がどう接するかを見てください。終わったら、どこがいちばん楽しかったか聞いてみましょう。できれば、決める前に2〜3種類の習い事を体験してみてください。
無料体験で、そろばんを試してみませんか
ハノイ・Vinhomes Gardenia のセンターで、1クラス3〜5人、1回60分。日本で教えているのと同じ方法です。電話・Zalo 096.802.8484。




