そろばんで身につくこと
それぞれの効果について、ふだんの生活の中で保護者の方が気づけるお子さまの様子もあわせてご紹介します。
速く、正確に計算できる
時間を計って練習するので、回を重ねるごとに計算が速くなります。ひとつひとつの珠を丁寧に動かすことで、最後まで正しく解き切れるようになります。
ご家庭で見られる様子:お金の計算や物を数えるとき、算数の問題を解くときに、前より速く、まちがいも少なくなります。
数と位取りがわかる
1本の桁が1つの位、珠のひとつひとつが数を表します。「十・百・千」を、ただ暗記するのではなく、自分の手で理解します。
ご家庭で見られる様子:大きな数を読んだり比べたりするのが、楽にできるようになります。
集中が長く続く
目で問題を見て、手で珠をはじき、頭で覚える。これを同時に行います。時間を計る短い練習で、最後まで注意を切らさない力を鍛えます。
ご家庭で見られる様子:気が散らずに、前より長く座って勉強に取り組めるようになります。
数をイメージで覚える
暗算のとき、子どもは数を頭の中のそろばんの形で覚えています。そろばんに熟達した人が長い数字の列を覚えられるのは、このためです。
ご家庭で見られる様子:電話番号や日付、値段などを、前よりよく覚えられるようになります。
粘り強さと自信
レベルが上がるごとに、少しずつ難しくなります。タイムや点数を自分で記録して成長を実感し、「できた!」のうれしさが自信になります。
ご家庭で見られる様子:うまくいかなかったときも、あきらめずにもう一度やってみようとします。
日本式の学習習慣
授業のはじめと終わりのあいさつ、正しい姿勢で座ること、道具を自分で準備して片づけること。日本式の小さな習慣を身につけます。
ご家庭で見られる様子:勉強する場所を自分で整えたり、前より丁寧にあいさつしたりするようになります。
研究からわかっていること
そろばんと「頭の中のそろばん」は、長年にわたって研究されてきました。研究の限界も含めて、率直にまとめます。
より速く、より正確に
頭の中のそろばんを学んだ子どもは、学んでいない子どもより速く正確に計算しました。(Stigler, 1984; Frank & Barner, 2012)
数字をイメージとして覚える
熟達した人は、一般の人よりずっと長い数字の列を覚えられました。ただし、この強みは数字に限られます。(Hatano & Osawa, 1983)
本当に身についたときに効果が出る
5〜7歳の子どもを対象にした3年間の試験では、計算力と位取りの理解がよりはっきりと伸びました。(Barner et al., 2016)
いちばんはっきりした効果は、計算力と位取りの理解に表れます。そしてそれは、規則正しく練習を続けたときに現れます。詳しい内容と参考文献は「日本式そろばん」のページをご覧ください。
成長はいつ見えてくる?
- はじめ
姿勢と珠のはじき方
座り方、珠のはじき方、そろばんでの数の読み方を学びます。
- レベル0
1〜3桁のたし算・ひき算
かんたんな計算で、暗算を始めます。
- 1A・1B
繰り上がり・繰り下がり、見取り算
どんなたし算・ひき算もそろばんでできるようになり、暗算も速くなります。
- レベル2
かけ算とわり算
そろばんでかけ算・わり算を学び、日本の珠算検定と同じ形式の級別テストに挑戦します。
成長のペースはお子さまによって異なり、休まず通うことやご家庭での練習によっても変わります。
ご家庭でできるサポート
- 教科書「Vui học Soroban」の家庭学習の問題で、毎日少しずつ練習する
- ほかの子と比べず、お子さま自身の成長をほめる
- 休まず通う。まとめて練習するより、続けることが大切です
- そろばんでの計算をひとつ、お子さまに「先生役」になって教えてもらう
- 無料の本『大人のためのそろばん入門』(ベトナム語)を読んで、お子さまの学び方を知る
体験授業で、お子さまに感じてもらいましょう
Vinhomes Gardeniaのセンターで無料体験授業を受けられます。お子さまの学校の学校内そろばんクラブについても、お気軽にお問い合わせください。電話・Zalo:096.802.8484。


