1回の授業の流れ
毎回の授業は、決まったリズムで進みます。前半のマス計算で計算の基礎力(左脳)を、後半のそろばん・暗算で数をイメージとして扱う力(右脳)を育てます。

学校内クラブの授業(60分)
順番はいつも同じです。まず短いドリルで計算をなめらかにし、そのあと41分間、そろばんと頭の中で計算します。マス計算の数の範囲が、そろばんでできる範囲を超えることはありません。
学校の時間割によっては45〜60分の枠で行い、各パートの時間を調整します。センターの小学生クラスは1回70分です。
授業の7つのパート
始めのあいさつ
起立・礼をして、全員で日本語の「お願いします」。気持ちを学習に切り替えます。
準備・整理整頓
道具を決められた場所に並べ、そろばんをご破算(0の状態)にします。
マス計算
時間を計って解く計算ドリル。自分でタイムを記録し、解くスピードを実感します。
そろばん
先生が大きなそろばんの教具で新しい内容を説明し、テキストで練習します。
暗算・フラッシュ暗算
目を閉じ、頭の中のそろばんで計算します(暗算は第4回から、フラッシュ暗算は第6回から)。
片づけ・整理整頓
ご破算にして道具を元の場所に戻し、きちんと整っているかを確認します。
終わりのあいさつ
その日の結果を記録シートに書き、「ありがとうございました」で締めくくります。毎回、家庭練習シートをお渡しします。
毎回の授業で身につける日本の作法
作法は、計算練習とは別の「おまけ」ではありません。学びの土台として毎回の授業の流れそのものに組み込まれており、学校や保護者の方が最初に気づく点のひとつでもあります。
お辞儀・あいさつ
授業の始めと終わりに、全員で起立して礼をし、「お願いします」「ありがとうございました」とあいさつします。学ぶことへの敬意と感謝、そして気持ちの切り替えを身につけます。第1回の授業で最初に教える、いちばん大切な作法です。
整理整頓
子ども自身が道具を決められた場所に並べ、授業のあとは自分で片づけます。身の回りが整うと心が落ち着き、集中が生まれます。
授業はすべてベトナム語で行います。日本語を使うのは、あいさつとそろばんの各部の名前だけです。

