日本の小学生の一日:何時に登校する? 給食は? 夏休みはいつ?

日本の小学生は何時に登校するの? 学校でお昼ごはんを食べるの? 夏休みは何月?――2022年からハノイでそろばんを教えている私たち日本人が、ベトナムの保護者からよく聞かれる質問です。ここでは、日本の公立小学校のふつうの一日を紹介します。いちばん目につくのは、学校の一日の中で、小さな仕事の多くを子どもたち自身がしていることです。
日本の小学生は、ふつう朝8時ごろに学校に着き、14〜16時ごろに下校します(学校や学年によって違います)。
- 学年は4月1日に始まり、6歳の誕生日のあとの4月に小学1年生になる
- 夏休みはふつう7月下旬〜8月下旬で、地域によって違う
- 小学校の授業は1コマ45分が標準
- 給食は教室で食べ、給食当番が配る
- 毎日、朝の会・帰りの会・掃除の時間がある
- ふつうは歩いて登校。地域によっては集団で登校する
日本の小学校の入学は何月?
日本では、小学校の学年は4月1日に始まり、翌年の3月31日に終わります。6歳の誕生日のあとの4月に1年生になり、小学校には6年間通います。入学式はふつう4月の初めです。
1年には、長い休みが3回あります。
- 夏休み:ふつう7月下旬から8月下旬までで、多くの地域で35〜40日ほど。休みのあいだも宿題があります。
- 冬休み:12月の終わりから1月の初めまで、2週間ほど。
- 春休み:3月の終わりから4月の初めまで、2週間ほど。
公立学校の休みは、地域ごとの教育委員会が決めるので、地域によって違います。北海道など北の寒い地域では、夏休みが短く、冬休みが長めのことが多いです。
日本の小学校の一日:朝から午後まで

多くの公立小学校の時間割をもとにした「よくある一日」です。実際の時刻は、学校・学年・曜日によって違います。授業のあいだに、あいさつ・配膳・掃除といった「みんなの仕事」がはさまっているのがわかります。
- 8:00ごろ歩いて登校
ランドセルを背負い、学校が決めた通学路を歩きます。地域によっては、近所の子どもたちが集合場所に集まって一緒に登校します(集団登校)。
- 昇降口で上ばきにはきかえる
くつをぬいで下駄箱の自分の場所に入れ、上ばき(学校の中だけではく布のくつ)にはきかえます。
- 8:15〜8:35ごろ朝の会
あいさつ、出席確認、健康観察、今日の予定の確認をします。ふつうは日直が進行します。
- 午前4時間の授業
1コマは45分が標準で、授業のあいだに短い休み時間があります。午前の中ごろに20分ほどの長い休み時間がある学校も多いです。
- 12:15〜13:00ごろ給食
クラス全員で、教室で食べます。給食当番がクラスのみんなに配ります。
- 給食のあと昼休み
20分ほどの遊ぶ時間です。日本の小学校には、ふつう昼寝の時間はありません。
- 午後のはじめ掃除の時間
学校によって10〜20分ほど。班に分かれて、教室・廊下・階段・トイレを掃除します。
- 午後午後の授業と帰りの会
低学年は午後の授業が1時間のことが多く、高学年はふつう2時間です。最後に一日をふり返り、明日の連絡を聞いて、あいさつをします。
- 14:00〜16:00ごろ下校
低学年は早め、高学年は遅めに帰ります。歩いて家に帰るか、放課後の学童へ行きます。
日直・給食・掃除:子どもたちが自分でやること
日本の学校では、クラスのみんなの仕事を子どもたちが分担し、全員が経験できるように交代で担当します。日直が朝の会と帰りの会を進行し、ほかの仕事は当番のグループが受けもちます。
給食は学校が用意する昼食で、ほとんどの公立小学校で実施されています。子どもたちは交代で給食当番になり、白衣かエプロン、帽子、マスクをつけて、クラス全員に配ります。食べ終わったら自分の食器を片づけ、当番が食缶や食器かごを決められた場所に返します。
給食の時間は、学びの時間でもあります。正しい手洗い、配膳、はしの使い方、食事のマナー。掃除の時間も同じで、校庭やトイレまで子どもたちが掃除します。つまり、日本では給食も掃除も、学校での学びの一部と考えられているのです。
日本の学校ではなぜ子どもが自分で掃除をするのか、家ではどう生かせるのかは、日本の小学生が自分たちで掃除をするのはなぜ?をご覧ください。
放課後:学童・習い事・宿題

午後に下校したあと、日本の子どもたちはどこで、何をしているのでしょう。
保護者が仕事などで昼間家にいない小学生のためのものです。放課後、学校の空き教室や児童館で遊んだり過ごしたりします。
2021年の複数の調査では、小学生がいちばん多く習っているのは水泳で、ピアノや英語も人気です。書道(習字)やそろばんは、保護者の世代にもなじみのある習い事です。
低学年では、家の人に聞いてもらう音読、字の練習、計算ドリルなどがよく出ます。
日本のそろばんについてもっと知りたい方は、そろばんとは?をご覧ください。
日本とベトナムの小学校はどう違う?
ベトナムの小学校とくらべると、次のような違いがあります。
日本
- 学年は4月1日に始まる
- 夏休みは7月下旬〜8月下旬ごろ
- 授業は1コマ45分が標準
- 給食は教室で、子どもが配る。そのあとは昼休みで、昼寝はない
- 毎日、掃除の時間がある:教室・廊下・トイレ
ベトナム
- 9月5日に始業式、学年は5月31日までに終わる
- 夏休みはおよそ6月〜8月末
- 2018年のカリキュラムでは、小学校は午前・午後の1日2部で、1コマ35分
- 多くの学校に「bán trú」があり、子どもは学校で昼食と昼寝をとる
- 班ごとの教室当番:床をはく、黒板をふく、机をならべる
どちらが「正しい」ということはありません。それぞれに、その国の事情に合ったリズムがあります。学びたいのは、一日の中にある小さな習慣です。
家で始められる4つの小さな習慣
学校や生活リズムを変える必要はありません。日本の子どもの学校生活にある小さな習慣は、ハノイでもすぐにできます。ただし、保護者が早くすませるために代わりにやるのではなく、子どもが自分でやるのを待つことが条件です。
- 前の晩に、かばんを自分で準備する:時間割を見て、教科書やノートを自分でそろえます。保護者は「全部そろった?」と聞くだけ。
- くつをそろえる――家に入るたびに。学校の昇降口ではきかえるときと同じです。
- 食べたら自分で片づける:自分の食器を流しに運び、席をふきます。
- 食事の前に「いただきます」、あとに「ごちそうさま」:家族みんなで言う、短い感謝のことばです。
習慣は、注意されて身につくのではなく、毎日の小さなくり返しで身につきます。
習慣は一度に一つずつ。数週間続けてから次を足しましょう。日本の学校から学ぶ、自立のための7つの習慣もご覧ください。
その習慣は、私たちのそろばん教室にも

私たちは日本のこどもスクール(1976年〜)の方法でそろばんを教えています。授業は1回60分、1クラス3〜5人。そしてどの授業も、あいさつと準備で始まり、片づけとあいさつで終わります。日本の学校の朝の会・帰りの会と同じリズムです。
そのあいだに、マス計算、そろばん、暗算、フラッシュ暗算があり、いちばん長いパートでも20分ほどです。
授業の前に、子どもが自分でそろばん・鉛筆・プリントを出し、決まった場所に置きます。終わりには、そろばんを0に戻し、道具をしまい、机の上を確かめてからあいさつします。小さな「掃除の時間」です。
1回の授業の流れもご覧ください。Vinhomes Gardenia のセンターのほか、学校の中のそろばんクラブもあります。無料の体験授業は、電話・Zalo(096.802.8484)かお問い合わせページからお申し込みください。
よくある質問
日本の小学生は何時に登校しますか?
多くの公立小学校では、朝8時〜8時20分ごろまでに登校し、そのあとすぐ朝の会が始まります。下校はふつう14〜16時ごろで、低学年は早め、6時間授業の高学年は遅めです。具体的な時刻は学校によって違います。
日本の小学校の入学は何月ですか?
4月です。日本の学年は4月1日に始まり、翌年3月31日に終わります。6歳の誕生日のあとの4月に1年生になり、入学式はふつう4月の初めです。
日本の小学生の夏休みは何月から、どのくらいですか?
夏休みはあります。ふつう7月下旬から8月下旬ごろまでで、多くの地域で35〜40日ほどです。日程は地域ごとに決まり、北海道など寒い地域では、夏休みが短く冬休みが長めのことが多いです。
日本の小学生は学校でお昼ごはんを食べますか?
はい。ほとんどの公立小学校に給食があります。クラス全員で教室で食べ、給食当番が配ります。給食のあとは昼休みで、日本の小学校にはふつう昼寝の時間はありません。
日本の小学生は習い事をしていますか?
している子は多いです。2021年の複数の調査では、小学生がいちばん多く習っているのは水泳で、ピアノや英語も人気。書道(習字)やそろばんは昔からなじみのある習い事です。保護者が働いている子は、下校後に学童で過ごすこともできます。
無料体験で、そろばんを試してみませんか
ハノイ・Vinhomes Gardenia のセンターで、1クラス3〜5人、1回60分。日本で教えているのと同じ方法です。電話・Zalo 096.802.8484。




