KODOMO SOROBAN CENTER運営: Morita Group Vietnam Thị trấn Wakuma生徒ログインNEW 無料体験を申し込む
そろばんの知識公開

小学1年の数の分解・合成:10までの「いくつといくつ」の教え方 ― 無料の練習プリントつき

先生に「7はいくつといくつ?」と聞かれて、指を見ながら長いこと考えてやっと答える。あるいは「5と2」とすぐ言えても、なぜそうなるのかはわかっていない。私たちは日本人で、ハノイで子どもたちにそろばんを教えています。数の分解・合成はとても簡単に見えますが、たし算・ひき算、そしてこれから先の暗算の土台になるものです。

1、2、3、4、5の数字がついた木の台の棒に、小さな子どもの手が木の輪を通している。そばに大人の手、床には積み木
手と目で数を学ぶ:1から5の数字がついた棒に、木の輪を重ねていきます(イメージ写真)。
短い答え

数の分解・合成とは、1つの数が2つの部分でできているとわかることです。7は5と2、そして5と2をあわせると7。

  • 小学1年の前期のはじめに、10までの数で習う
  • 課の名前は教科書によってちがう:「Tách – gộp số」または「Mấy và mấy」
  • たし算・ひき算と、10をこえるたし算の土台
  • 教える順:物 → ●の図 → 分解・合成の図 → 数字 → 速く言う
  • まず5の分け方、次に10、最後に6〜9
  • 毎日5〜10分、遊びながら

小学1年の「数の分解・合成」(いくつといくつ)とは?

合わせる(合成)は、2つの小さなまとまりを1つの大きなまとまりにすることです:「3と2をあわせて5」。分ける(分解)は、1つのまとまりを2つに分けることです:「7を5と2に分ける」、短く言えば「7は5と2」。

学校では、分解・合成の図をよく使います。上の数が全部、下の2つの数が2つの部分で、2本の線でつながっています。上から下へ見れば分解、下から上へ見れば合成。同じ3つの数を、反対の向きから見ているだけです。

課の名前は教科書によってちがいます。ベトナムの小学1年の算数の教科書 Chân trời sáng tạo には「Tách – gộp số(数を分ける・合わせる)」、Kết nối tri thức với cuộc sống には「0から10までの数」のまとまりの中に「Mấy và mấy(いくつといくつ)」という課があります。どちらも教科書のはじめのほう、前期にあり、たし算の土台になります。

小学1年生にとって、数の分解はなぜ大切?

7は5と2だとわかっていれば、5 + 2 や 7 − 2 を最初から数えなおす必要はありません。2つのやり方をくらべてみましょう。

数を2つの部分で見る

  • 5 + 2:7は5と2なので、すぐに7
  • 7 − 2:同じ組なので、すぐに5
  • 7 + 5:5を3と2に分けて、10 + 2 = 12

1つずつ数える

  • 5 + 2:指で「6、7」と数える
  • 7 − 2:逆に数えて、1つずれやすい
  • 7 + 5:5回数えたす。遅くて、まちがえやすい

最後の 7 + 5 = 7 + 3 + 2 は、小学2年でよく使う、10をこえるたし算のやり方です。「全部と2つの部分」という見方は、小学1・2年の文章題で問題を読みとるときにも役立ちます。

私たちの経験では、いつまでも指で数えている子は、多くの場合ここがまだあいまいです。そんなときは計算問題をたくさん解かせるより、数の分解・合成に戻るほうが近道です。小学1年の子に速い暗算を教える方法と子どもが算数が苦手なときはどうする?もご覧ください。

日本でも小学1年生は、たし算の前に「いくつといくつ」(ベトナムの「Mấy và mấy」と同じ意味)の単元をじっくり学びます。そろばんの「5の友・10の友」そのものです。日本の「思考力の算数」とは?もどうぞ。

小学1年の数の分解の教え方:物から暗算までの5ステップ

手に持てるものから、頭の中だけで考えるものへ進みます。1つのステップが何日か続けてできてから、次へ進みましょう。

  1. 本物の物で、分けて・合わせる

    豆や積み木を7つ渡します。2つの山に分けてそれぞれ数え、また合わせて全部を数えます。「7は4と3」と声に出します。

  2. ●を5つずつ並べる

    ●を1列5つずつかきます。●が7つなら、5つの列と2つの●がすぐに見えて、1つずつ数えなくてもわかります。

  3. 分解・合成の図

    上に全部の数、下に2つの部分をかき、1つを空けて子どもにうめさせます。

  4. 数字だけで

    「8は6といくつ?」。目の前に物がない状態で、口で答えるか、□に書きます。

  5. 声に出して、だんだん速く

    保護者が「10は7と…」と言い、子どもが「3!」と答えます。ほとんどまちがえなくなってから、はじめて速さを考えます。

数の順番:まず5の分け方(1と4、2と3:「5の友」の組)、次に10(1と9、2と8、3と7、4と6、5と5:「10の友」の組)。6、7、8、9は最後に。そのころには、5と10という2つの目印ができています。

私たちの分解・合成プリントは、このステップのとおりに作っています。1ページ目には3つの見本(合わせる、分ける、そろばんでは)と、分解・合成の図が12問。1〜4問は先に●を数えます。分解・合成プリントをダウンロード(PDF・無料、ベトナム語)。

プリント28の1ページ目:合わせる・分ける・そろばんの3つの見本と、点線の丸に数を書き入れる分解・合成の図
プリントの1ページ目:上の数が全部、下の2つの数が2つの部分。点線の丸に、たりない数を書き入れます。

2ページ目は「… は … と □」が12問、5の友(4問)と10の友(9問)、そして6と8の分け方を全部書く問題です。答えは3ページ目にあります。10の友を覚えたら、暗算プリントのコーナーにあるプリント15(10をこえるたし算)へ進みましょう。

家でできる、数の分解・合成の遊び

机に向かわなくても、手と口で練習できます。1回5〜10分で十分です。

お椀に豆をかくす

豆10個のうち何個かを、お椀でかくします。外に見えている豆を見て、お椀の中が何個かを当て、あけて確かめます。

指で7を見せる

指を7本立てます。片手で5、もう片方で2。7は5と2だとすぐにわかります。6、8、9でもやってみましょう。

分け方を全部さがす

積み木を6個渡して、「2つに分ける方法は何通り?」。1と5、2と4、3と3、4と2、5と1。1から順にさがすと、もれがありません。

「10の友」カード

数のカードを1枚引いて、あわせて10になるカードをさがします。カードの作り方は小学1年の算数、入学前に何を準備する?にあります。

6の分け方を全部見つけたら、「何か気づいた?」と聞いてみましょう。前の数が1ふえると、うしろの数が1へります。自分で見つけたきまりは、説明を聞いただけのものより、ずっと長く残ります。もっと小さい子には、3〜5歳の子と家でできる算数の遊び10もどうぞ。

数の分解・合成を教えるときの、よくあるまちがい

多くは「早く覚えてほしい」という、ごく自然な気持ちから起こります。

「『7は5と2』を暗記していれば大丈夫。」

意味がわからないまま覚えると、ほかの数になったとたんに困ります。豆で確かめさせましょう。7個を5と2に分けて、また合わせます。

「もうできたから、物は片づけよう。」

物を早く片づけすぎると、また指で数えるようになります。見なくても正しく答えられるまで、豆や●を使いましょう。

「合わせられれば、分けるのも自然にできる。」

合わせるのはたし算に、分けるのはひき算につながります。7は5と2だから、7 − 2 = 5。同じ図で、両方の向きを練習しましょう。

「すぐに答えられてこそ、できる子。」

急かされると、当てずっぽうで答えたり、算数をこわがったりします。正しく、が先。速さは、わかってから自然についてきます。

そろばんで見る、数の分解・合成

そろばんの1本のけたには、上に5の珠が1つ、下に1の珠が4つあります。だから6から9の数は「5といくつ」に見えます。7は、5の珠と1の珠2つです。

そろばんで最初に習う2つのルールも、数の分解・合成そのものです。5の友はあわせて5になる組を、10の友はあわせて10になる組を使います。たとえば 3 + 4:3を置くと、空いている1の珠は1つだけで、4を入れられません。そこで5の珠を入れて(8)、1をはらいます(7)。4と1は5の友だからです。そろばんに7が出ます:3 + 4 = 3 + 5 − 1。

めがねをかけた、濃い色の服の女の子が、両手でそろばんを持っている。机の上には開いたそろばんの教科書と黄色い鉛筆
Kodomo Soroban Center がハノイの小学校の中で開いているそろばんクラブの授業。両手でそろばんを持ち、机にはそろばんの教科書が開いてあります。

「3 + 4 = 7」を暗記するのではなく、その分解・合成を自分の手でしているのです。私たちの経験では、そろばんを習っている子は「いくつといくつ」に速く、確実に答えられることが多いです。ただ、家では豆や指でも同じことができます。そろばんを習うのは良いこと?もどうぞ。

そろばん教室では

Kodomo Soroban Center(Vinhomes Gardenia)は1クラス3〜5人、1回60分で、5歳のクラスと小学生のクラスがあります。この写真のような学校の中のそろばんクラブも開いています。

オンラインそろばん(無料)で 3 + 4 をやってみたり、1回の授業の流れを見てみたりしてください。体験授業は無料です。お問い合わせページから、または電話・Zalo 096.802.8484 でお申し込みください。

よくある質問

数の分解・合成とは何ですか?

1つの数が2つの部分でできているとわかることです。7は5と2(分解)、5と2をあわせて7(合成)。学校では分解・合成の図を使い、上に全部の数、下に2つの部分をかきます。たし算・ひき算の土台です。

小学1年では、数の分解・合成をいつ習いますか?

小学1年のはじめのほう、前期に、10までの数で習います。課の名前は教科書によってちがい、Chân trời sáng tạo では「Tách – gộp số」、Kết nối tri thức với cuộc sống では「0から10までの数」のまとまりの中の「Mấy và mấy(いくつといくつ)」です。

まだ指で数えています。大丈夫ですか?

前期のうちなら大丈夫です。指は、習いはじめにはよい道具です。片手が5だと見せて、7を1本ずつ数えるのではなく「5と2」と見られるようにしましょう。たし算を習ってしばらくたっても1つずつ数えているなら、分解・合成の練習に戻りましょう。

5の友と10の友、どちらを先に教えればいいですか?

5の友が先です。組は2つだけ(1と4、2と3)で、片手で見えます。次に10の友、そのあとで6、7、8、9の分け方です。私たちのそろばん教室でも、5の友を10の友より先に教えます。

印刷できる、小学1年の数の分解の問題はありますか?

あります。無料の分解・合成プリントは3ページで、分解・合成の図、「… は … と □」の問題と5の友・10の友、そして答えがのっています。練習プリントのページからダウンロードできます。

無料体験で、そろばんを試してみませんか

ハノイ・Vinhomes Gardenia のセンターで、1クラス3〜5人、1回60分。日本で教えているのと同じ方法です。電話・Zalo 096.802.8484。

無料体験を申し込む
Kodomo Soroban Center 講師チーム

この記事は Kodomo Soroban Center の講師チームが、こどもスクール(日本・1976年からそろばん教育)の指導法と教材にもとづいて書いています。センターはハノイ市教育訓練局の認可を受けており、私たちの事業は文部科学省の EDU-Portニッポン応援プロジェクト(2026年度)に採択されています。

私たちについてEDU-Portニッポン教育活動の認可

株式会社森田グループ(日本)のグループ会社1976年から愛知県でそろばん教育 · こどもスクール 約90拠点

詳しく見る